緊急事態宣言下、会津も例外なく様々な業種で休業や自粛となりました。宣言はようやく解かれたものの、まだまだ油断できない状況です。
飲食店も徐々に営業を開始しましたが、まだまだお客様は戻らず、テイクアウトメニューをPRせざるを得ません。
テイクアウトご紹介サイトも数々開設されて多くのお店が利用していますが、今回は「タウンメール」を使った告知をされたお店をご紹介します。
会津若松市内の「隠れ家Restaurant 隆の里(りゅうのさと)」です。
住宅地で「隠れ家」的に営業されている和食のお店。
手打ちそばや旬の食材を使ったこだわりの料理、多彩なお酒の品揃えが大人気です。
予約限定ということもあり、少人数での会合、特に女子会などに多くの方が利用されていました。
しかし新型コロナの影響で、やはりお客様は激減。なんとかしなければとこのお弁当を考案しました。
そして、タウンメールを使った近所の地域限定のお知らせを送ることにしました。
「タウンメール」とは郵便局の、配達地域指定郵便のことです。
あまり知名度は高くないようですが、使い方によってはとても良い費用対効果を生み出せます。
1、DMと違い、個人情報が不要。「○○町にお住いの皆様へ」の宛名で、その町の各ポストに届く。
2、ポスティングと比べて、到達率や信用度が高い。
3、郵送料が通常よりだいぶ安い。例えばA4(25g以内)で一通29円など。
(2023年8月現在は、一通57円です。それでも安い。)
簡単に書きましたが、これらの特長があります。
隆の里さんも、あまり多くの料理への対応が難しいことや、配布したい地域の世帯数などから、タウンメールを活用しました。
メディアにはそれぞれの特徴、得意不得意があります。
マスメディアが一番とは限りません。ネットも万能ではありません。
それぞれのメディアを効率よく使っていきたいものですね。
私の実家も小さな飲食店です。ですから隆の里さんの苦しみ、そして熱意が、良くわかるつもりです。
弊社も新型コロナで仕事が激減しましたが、皆さんの思いを少しでもたくさん形にすべく、またがんばって参ります。
一刻も早い新型コロナウイルスの終息を願いながら。
<山田>