少し前に作成させていただいたホームページのご紹介。
「笑美(わらび)」は、赤べこをはじめとした民芸品や古布・着物などを販売している、会津若松市のお店です。
渋くてかっこいいですね!笑美の民芸品は全て手作りです。
そのルーツは140年前、元会津藩士が赤べこを作り始めた時に始まります。
今ではすっかり全国区になった赤べこですが、「笑美」の赤べこが昭和天皇皇后両陛下に御買上げいただき、年賀切手に採用されたことがきっかけになったことはあまり知られていません。
そして絵付け体験もできる笑美はシーズンになると、教育旅行の子供や、観光客で賑わいます。東日本大震災当時は激減したお客様の数も、最近はだいぶ回復の兆しが見えてきました。
しかし今年もこれから観光シーズンという時に、この新型コロナウイルス騒動…。笑美だけでなく、会津の街には観光客も地元の人たちの姿もまばらです。寂しいですね。
そして日本、世界じゅうが同じように今、悲しい空気に満ちています。この寂しさ、悲しさが終わるのはいつなのでしょうか。
目の前の危機にも、先が見えない漠然とした不安にも、私たちは日々立ち向かっていかなければなりません。
ところで江戸時代にも、回復が難しい天然痘が流行したことがあったそうです。その時に回復を願って皆がお守りとして求めたのが、赤べこでした。→赤べこのお尻の黒い丸が意味するのは…(笑美サイト内ブログより)
「愛しいものに逢った時ふっともらした笑顔が一番美しい」これは笑美の皆さんの言葉であり、店名の由来です。
今この危機や不安にも、愛らしい赤べこが、多くの人たちのお守りに、心の拠り所になると良いですね。
笑美ホームページ https://warabi-akabeko.com/