
製作物の概要
ある町の個人宅の、屋根からの雪に対する注意喚起看板です。
会津の雪
福島県は広く、海沿いの浜通り、内陸部の会津、その中間の中通りと3地方に分かれています。会津地方は、夏暑く冬寒いという日本海側気候です。雪も多く、積雪2mを超えるところも。昨冬は観測史上最大積雪を更新し、比較的に降雪が少ない会津若松市でも120cmに達するなど、会津地方全域で災害救助法が適用されるまでになりました。
ご注文をいただいた経緯
ご依頼いただいたN様宅では、昨冬の大雪で屋根の雪が道路側に一気に落ちてしまいました。時間帯によっては登下校する子供たちをはじめ、通行者が怪我をするほどの大量の雪だったそうです。そこで、リフコム会津にホームページから看板設置のご依頼をいただきました。行政がどうにかしてくれると良いのですが、残念ながらそこまでは手が回らないのでしょうね。
製作物の目的
子供をはじめ、通行者や車が少しでも落雪に注意してくれて、事故を未然に防ぐために作られました。N様宅だけでなく、これを見て他の建物の落雪にも注意するきっかけになるように、という思いもあります。


デザインについて
サイズが小さいのでできるだけ目立つ色を使い、文字も大きくしてシンプルにデザインしました。また、かわいくしてほしいというご希望もあったので、タヌキを描きました。そのタヌキが屋根の雪を怖がる構図とひらがなの使用で、小さい子でも誰でも分かりやすくしました。
成 果
この看板の成果は、もっと雪が積もってから分かりますよね。ただ、あまりたくさん降らないことを祈っています。
お客様の声
「とにかく目立つように、子供たちも見るのでできればかわいく」という要望に応えてもらって満足しています。看板の材質や設置方法の提案もしてくれて、知識の少ない私たちに丁寧に説明してくれました。ありがとうございます。
これを見て、ここを通る人たちに少しでも落雪に注意してもらえるといいですね。