toggle
2018-10-31

ブログの定期更新を続けたいけど続けられない真面目なあなたへ

まず初めに言いますが、以下の内容は趣味でブログを書いている方や、ブログを本業にしている方が対象ではありません。中小企業やお店のサイトへの誘導のためにブログを書いている方々が対象です。

さて、このサイトを新しくしたときも書きましたが、弊社でホームページを作らせていただくときに、「定期的にブログを更新して情報発信することにより購読者を増やすのだ」とおっしゃるお客様、特に社長さんがたくさんおられます。

「なかなか難しいですよ」と言っても、「正規の仕事として考えればできるのだ」とか「社員で書く順番を決めてマストにするのだ」とかおっしゃって、ブログをどうしても書こうとされます。

そう決意されるだけあって、初めは頻繁に、それこそ週4くらいで記事をアップされるのですが、だんだんとその回数が少なくなり、まずは更新しない月も出てきます。そのくらいの時に私は、「最近更新されていませんね、初心をわすれずがんばってください」と応援します。するとまた少し書くようになりますが、ダイエットのリバウンドではありませんがその後は急激に更新されなくなります。そしてまた私が応援しても、もうポツポツしか更新がなくなります。

なぜ、更新しなくなるのでしょうか。

実は私も以前、それこそ毎日更新くらいの勢いでブログを更新していた時期がありました。しかしご多分に漏れず、徐々に減り、やがてブログを閉鎖しました。約4年、それでも書いたほうかと思いますが、その時の気持ちを思い出して「流れ」を書いてみます。

1、書くネタがなくなってくる。

2、更新してもPV(ページビュー)が伸びない。

3、良い記事だと思ってもらうために、良い画像や文章を用意しようとするが、面倒くさくなってくる。

4、見やすくしようとして文を修飾するが、面倒くさくなってくる。

5、予期せぬ仕事が急に入り忙しくなってくると、後回しにするようになる。

6、他にやるべきことが出てきたり、楽しいことを覚えたりして、ブログに飽きる。

7、人から最近更新してないねと言われると罪悪感を覚えるようになる。

8、ブログと聞くと恐怖すら覚えるようになってくる。

9、ブログの存在すら忘れる。

10、ブログの意義を失い、かえってあると恥ずかしいと気付き、閉鎖する。

こんなところでした。

そもそもですがブログの意義って何でしょう。

それぞれ目的は違うでしょうが、「お客様やその候補にサイトを見てもらうようにするため」というのが意義なのではないかと思います。つまり「ああこのサイトは見てためになるな、役立つな」と思ってもらい自社に興味を持ってもらう手段かと。そうして来てもらった方々に商品をお勧めしたり、自社を宣伝したりするのですよね。
広告を出せばお金がかかりますが、ブログ更新は無料です。それもあって、多くの人が書こうと決めます。しかしやがてわかり始めます。「そんなに簡単じゃない」と。

だって、サイト運営で食っている人は別として、たいていの人は本業を営みながらブログを書くのですから、そりゃ大変ですよね。

だから皆さん、ブログなんて定期更新できないですよ。

と終わってしまえばそれまでです。せっかくの志の芽を摘むのはもったいないです。できることなら続けて欲しいと思います。以前志半ばで終わった私も、今度はこうしてみよう、という「ブログを続ける方法」を考えてみます。

前述した「ブログを始めたはいいが結局閉鎖する流れ」を食い止めるには?

○まず「1、書くネタがなくなってくる。」ですが、そりゃ毎日更新していればそうなりますよね。しかし以下のような気持ちを持てばそれも可能かもしれません。

・変わった風景や状況を常に探していこう。

・同じものを見ても人とは違った感性で切り込んでいこう。

・常に新しいことに挑戦していこう。

・今までの人生を振り返っての知識や経験を掘り返していこう。

これらができればいいですが、とても優等生的な、学校の教室に貼ってあるような、ちょっと普通では難しい話ですよね。私にはこんな余裕はありません。

ではどうすればいいでしょう?

まずはネタの内容を幅広くする手段が考えられます。自分の仕事のことだけでなく、身の回りのこと、時事、趣味、友人家族のことなどなど。でもあまりそっちの記事のほうが多くなると、読む人にもブログのテーマがぼやけて見えてしまいます。例えば工務店の社長の、現場でのリアルな苦労や、提出プランの工夫への努力、家を建てるときの豆知識などの仕事関連記事を楽しみにしているとします。でも「朝からいい天気で景色が綺麗です!」とか「今夜は飲み会で刺し盛りが超豪華!」とかの記事ばっかりがアップされていると、そのうち見るのをやめるのではないでしょうか。日常を書くのも親しみを持ってもらうためには良いと思いますが、読者は筆者の日常を読みたいわけではなく、そのブログの主となるテーマを読みたいのです。芸能人ではないので。

それと、毎日更新ではなく、月数回、少なくとも月一回更新を目指せば良いと思います。どんな人でも月単位ならネタはあるでしょう。むしろネタのほうが余るくらいだと思います。そうなると、「いつでも書くネタがある」と心に余裕ができるはずです。余裕ができると、逆に目標より多く更新ができるかもしれません。それに、中身が濃い記事が書けるかもしれません。更新回数が多いブログより文章が長いそれのほうがより多くの目に止まるという説もありますし。

ブログを本業としているわけでないなら、更新頻度の目標を低くしてみましょう。

○「2、更新してもPV(ページビュー)が伸びない。」

懸命に更新を続けても、解析を見るとさほど伸びがない。そうなると、やる気がなくなってきます。誰しも結果が出ないとモチベーションが下がりますよね。

でもこれもそもそも論ですが、サイトのPVを上げることだけが目的ではないと思います。全国に汎用性のある商品を売りたいからPVを上げる必要がある、という方もおられるでしょうが、そういう方はもっと本気で更新しているでしょうからこの場合は除きます。それ以外の地元の方々をお客様としていたり、ニッチな商品を売っている方は、むしろターゲットを絞って記事の内容を書いていく必要があるでしょう。例えば地元の有名な企業と取引した実績や、ニッチ商品がこんな時に役立ったなどのエピソードを書くとか。

つまり、必ずしも多くの人に見てもらえなくてもいいんじゃないですかということです。まあPVが上がったら嬉しいけど。でも「さほどPVが上がらなくてもいい、この数百、いや数十の読者の中には濃いお客様候補がいるのだ!」と信じていれば、心が折れずに続けていけるのではないかと思います。

○「3、良い記事だと思ってもらうために、良い画像や文章を用意しようとするが、面倒くさくなってくる。」「4、見やすくしようとして文を修飾するが、面倒くさくなってくる。」

3と4は同じようなことです。確かに綺麗で分かりやすいほうが読者にはいいですが、あまり過度にそこにばかり気を遣うと、ブログを書く前に心の壁ができてしまいます。「読者の心をつかむには素敵な見た目の良い記事を書くことです」と説くサイトも多いです。でも読者が求めているのは必ずしも綺麗なレイアウトや美しい写真ではなく、その内容が大事だと思います。

だいたいブロガーでもない人が仕事の合い間に必死に書きなれない文章を書くのだから、そこまできちんとできませんよ。そこまで求めるのは酷です。読者だってわかってます。一生懸命に書くことで、伝わると思いますよ。そう考えると、「面倒だ」という心の壁がなくなってきて、スッと書けるようになるのではないでしょうか。実際そう言う私もこの記事を書く前、「最低限の装飾と画像だけにしよう」と思ってみたのです。スッと気楽になりました。ただし、読者に対する思いやりが全く無いと乱雑になったり意味不明になったりするので、気を付けましょう。

○「5、予期せぬ仕事が急に入り忙しくなってくると、後回しにするようになる。」「6、他にやるべきことが出てきたり、楽しいことを覚えたりして、ブログに飽きる。」

5は不可抗力で6は自然発生ですが、似たようなものです。もしそれで結果的に仕事が順調に進んでいけば、ブログの意義も薄れてきて、いっそ閉鎖してもいいのかもしれません。しかしまだまだサイトをお客様に見てもらいたいという気持ちがある場合は、やっぱり続けていきたいですね。会社・店舗運営に終わりはないのですから。
ここで気を付けたいのは、私も書きがちなのですが、「久し振りの更新です。最近忙しくてブログが書けませんでした」という書き出し。病気とか趣味とかもそうですが、「書けない原因」を挙げないほうがいいのではないかと思います。言い訳に感じられてしまうので、マイナスになるかもしれません。

さっき更新頻度のハードルを下げるのもいい、と書きましたが、それでも5や6によって目標のハードルを越えられないことがあるでしょう。もしかしたら何ヶ月もほったらかしになるかもしれません。しかし言い訳を考えるより、開き直って「皆様、今日ご紹介するのはこの商品です」とかから書き出せばいいと思います。ずっと顔を出していない知人の店って行きづらくなりますよね。でも行ったら「今日はこのメニューがお勧めですよ」と店長に何事もなかったかのように言われると気が楽ですよね。そんな雰囲気をイメージしてみましょう。ブログなんていつでもやり直せるのだと思ってみましょう。

○「7、人から最近更新してないねと言われると罪悪感を覚えるようになる。」「8、ブログと聞くと恐怖すら覚えるようになってくる。」

このくらいの段階まで行くと、もう前段の「開き直り」の気持ちを持つのも難しいかもしれません。きっと1年以上更新していない感じですよね。ここで「よし、ブログ書くか」とスッとパソコンに向かえるなら苦労はしません。よっぽど何か環境の変化か外からの圧力がかからないともう書けません。

もうこうなったら、いっそ諦めて今までのブログを閉鎖して、新しいテーマや切り口でブログを始めてはどうでしょう。「商品・サービスの宣伝」などの目的がブレなければいいと思います。例えば以前は自社からの商品紹介を中心に書いていたのを、今度はお客様の声を中心に構成してみるとか。

マンネリズムからの脱出は、大胆に骨組みごと変える。引っ越して新しい町に住むような、新鮮な気持ちを感じるはずです。きっと以前の経験も活かしながら、爽やかにまた更新を始められるはずです。

気を付けたいのは、「せっかくこれまで書いていたブログをやめるのはもったいない」と感じてしまうことです。それはすでに取り戻すことができないコスト(サンクコスト)への心理と同じです。例えば「この事業は赤字だが、これまで5年もやってきたから止めるのはもったいない」と、執着してしまうことを指します。でもそれで未来のコストをまた取られることに繋がり、新たな無駄になってしまいます。「諦めが肝心!覆水盆に返らず~」と唱えながら潔くブログを変えましょう。

○「9、ブログの存在すら忘れる。」

これが当てはまるなら、もう次の10すらも思い浮かばないかもしれません。

「10、ブログの意義を失い、かえってあると恥ずかしいと気付き、閉鎖する。」

でもほったらかしで何年もそのままのブログは、非常にマイナスになると思います。もうここまでだとあまりサイトを訪れる人も多くないかもしれませんが、たまたま見た人に「この会社(店)って運営してるのかな」とさえ思われます。私も気付いたから良かったですが…さあ早く閉鎖しましょう!

 

長々と書きましたが、まとめるとブログの定期更新をするには、

「ブログって大変だ、難しいのだ」とか「素晴らしい記事を書かなければならないのだ」といった考えは捨てて、諦めや妥協によって気軽に行くのが良いでしょう。

なんにも難しいテクニックではありません。シンプルな話です。

他にも、書く場所をカフェや屋外などに変えてみるなども、気分転換になっていいかもしれませんね。

さて、これでブログを定期更新できるようになるのでしょうか。

答えは、わかりません。その人その人の目的意識や環境によるので。あくまで上記の話は私の場合がブログを続けるにはどうすんべと考えた結果であって、皆さんにお勧めしているわけではない、独り言のようなものです…。

ただ、冒頭にこの記事の対象を書きましたが、それは私と同じような境遇の方々を指します。きっと気負い過ぎている方や、真面目な方には、共感し参考にしていただけるのではないかと思います。

実際、私はこのサイトを開いた時に、ひそかにブログ更新の目標を月一回としました。今日、ギリギリでしたが達成です!あー達成感いっぱいだー。

しかしここまで書いても、記事タイトルもアイキャッチ画像すらまだ決めてないんで、やっぱりブログって大変ですよね…。

まず隗より始めよ、で私が更新の止まりがちな皆様の見本となるべくがんばります!

ゆるく。

山田